[Mac]今日の日付を8ケタの形で取得してコピー&ペーストする方法
カテゴリー:Mac
2022.05.24公開
日頃の作業の中で、ファイル管理のために20220524のような8桁の日付の文字列をファイル名とかフォルダ名などの先頭につけています。かといって毎日の作業で手打ちするのは大変ですよね。打ち間違いの可能性もありますし。なので、スクリプトメニューからスクリプトを実行して、今日の日付の文字列をコピーして使っています。
8ケタの日付を取得する方法
8ケタの今日の日付はターミナルでコマンドを打てば取得できます。
date +%Y%m%d
これを利用してスクリプトを作ります。
Apple Scriptでスクリプトを作る
スクリプトエディタ.appを立ち上げます。
以下のコードを入力します。
do shell script "date +%Y%m%d"
set dateStr to result
set the clipboard to dateStr as text
入力できたらスクリプト実行ボタンをクリックしてみます。問題なければ、クリップボードに格納されているはずです。
これをデスクトップなど適当なところに保存します。ファイルフォーマットは「スクリプト」で大丈夫です。ちなみに拡張子は「.scpt」です。
スクリプトメニューに追加する
スクリプトメニューをメニューバーに表示する
スクリプトエディタの環境設定を開き、一般ペインの「メニューバーにスクリプトメニューを表示」にチェックを入れます。
個人的には必要ないのでその下の「コンピュータスクリプトを表示」はチェックを外しています。
ユーザースクリプトフォルダへスクリプトを保存
早速作ったスクリプトメニューからスクリプトフォルダを開く>ユーザ・スクリプト・フォルダを開く」を選びます。
パスで言うと以下のようになります。
/Users/(ユーザID)/Library/Scripts/
Finderからも移動できますが、上記のメニューから選ぶとScriptsフォルダがなくても作ってくれるみたいです。
開いたScriptsフォルダに保存したファイルを移動します。これで完了です。
改めてスクリプトメニューを開くとメニューにファイル名が表示されているのでそれを選ぶと実行できます。
あとがき
スクリプトメニューでクリップボードにコピーする方法でした。もともとはMac OS X 10.4 Tigerの時代にApple Scriptを勉強していたときに作ったスクリプトで日付の取得もApple Scriptを使っていました。それでコードがとても長かったのですが、ターミナルのコマンドを使ったことでとても簡潔になりました。
たまに遅延したり、ダイアログの入力欄にでペーストできないことがあります。ここ最近(といっても5、6年くらい)のバージョンのOSではショートカットキーが使えないときが稀にありますね。そんなときは右クリックもしくはcontrol+左クリックでコンテクストメニューを開くとペーストできたりします。
クリップボードにコピーする部分はいろんな応用ができると思います。ぼくは、毎日のように使う、覚えられない長いコマンドとかIDとかをクリップボードに格納するファイルを作って、メニューに登録して使っています。
おまけ
アイコンの位置を変えたい時、commandキーを押しながらアイコンをドラッグするとメニューバーのアイコンを並べ替えできます。
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- digital smith - N.A.
- Old schoolなMacユーザー。DTPっぽいことや、WebコーディングやMacサポートとかでご飯を食べてきました。興味のあることはとりあえずやってみたいと思っている面倒くさい人。服が作りたくてIllustratorを使ったパターンメイキングを勉強しています。将来は有機農業をやってみたい。